2013年9月28日土曜日

茨城県立藤代高等学校



文武両道を実践し、

進路実現に向けて多様な取り組みを行う進学校





1.概要


 「みずからの力を信じ 社会の中の人間として たゆまず真理をもとめよう」という校訓、「高い知性 たくましい気力 礼節を重んずる人間」という校是を掲げる進学校です。
 進路実現への多様な取り組み、グローバルな視野と国際性の育成、活発な部活動が特色として挙げられます。

 本年度は以下のような重点目標を掲げ、教育実践を展開しているようです。
  1.基本的生活習慣の確立
  2.確かな学力と自己教育力の育成
  3.文武両道の実践
  4.国際教育・情報教育の推進
  5.環境教育の充実

 これまでの伝統を踏まえ、文武両道の学校としてさらなる発展を目指す進学校です。



2.特色


 先述したように、進路実現への多様な取り組み、グローバルな視野と国際性の育成、活発な部活動の3つが特色として挙げられます。

①進路実現への多様な取り組み
  a. 55分授業
    「能力の差は小さく努力の差は大きい」をモットーに、55分授業を行い、選択の幅を狭めな
    い充実した授業を実施。
  b. 7時限目延長授業
    2、3年理系クラスは、毎週6、7時間目に連続で数学の授業を実施し、学力増進を図ってい
    ます。
  c. 蒼藤館(学習館)の充実
    平日の早朝や放課後(19:00まで)に自習をしたい生徒の為に利用できる学習館を完備して
    います。
  d. きめ細かな指導
    一人ひとりの生徒の可能性を引き出すために、個別の進路相談はもちろん、課外学習(平
    日・土曜・長期休業)や個別の添削指導を実施しています。

  このほかにも、いくつかの取り組みがありますが、省略させていただきます。詳しくはHPをご覧ください。

②グローバルな視野と国際性の育成
  藤代高校では、ALTと協力しての英語の授業や留学生の積極的な受け入れの他、毎年20名程度をオーストラリアへ派遣するプログラムを実施しています。
  国際理解教育としては、JICAの研修を学校に招いてグループディスカッションを行う「インターナショナル・デイ」や生徒達のJICA訪問など、英語の習得はもとより、外国文化への理解を深め、国際性豊かな人間の育成に力を入れています。

③活発な部活動
 藤代高校の特色の一つに文武両道の実現が挙げられます。全校生徒の68%が部活動に加入し、毎日意欲的に活動しています。
 運動部では、テニス部・野球部が全国大会に、陸上部・弓道部・水泳部が関東大会に出場しています。
 文化部でも、吹奏楽部が茨城県吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストで銀賞を受賞したり美術部が全国高等学校総合文化祭に出品したり、写真部が関東地区の総合文化祭に出品したりしています。



3.進路


  平成25年度の大学合格者数(現役生)の一部を掲載します。
  HPでPDFファイルをダウンロードすることができます。

 <国立大学>
   筑波大 名(名)、茨城大 10名(名)、秋田大 名(名㊟1)、茨城県立医療大 名(名)、埼玉大 名 など

 <私立大学>
   東京理科大 名(名)、明治大 名(名)、法政大 名(名)、立教大名(名)、中央大 3名、青山学院大 名(名㊟2) など


※( )中の数は、推薦入試での合格者数です。
  国公立大学の( )の中の数は、秋田大を除き、センター試験を課さない推薦入試による合格者数となっています。
 私立大学の( )の中の数は、青山学院大を除き、指定校推薦による合格者数となっています。

 進路ニュースというものがHPの「進路指導室より」というページから見られるようになっていて、それをもとに、推薦による合格者数を知ることができました。進路ニュースが伝えている範囲で推薦による合格者数を書きました。
 進路ニュースにも書いてあるように、国公立大学の推薦入試は難関です。まさに「早期かつきめ細かい指導のたまもの」であると言えます。

 ㊟1 秋田大の推薦による1名の合格は、センター試験を課す推薦入試による合格者です。
 ㊟2 青山学院大への推薦はAO入試による合格者です。

 これらの情報は、HPによるものです。ぜひ、HPをご覧ください。



4.通学


 通学は、守谷市在住の方を対象に、書かせていただきます。

 通学方法は、2つあります。
  ①関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅から自転車
  ②関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅からバス
 ①の方法で通う方が多く、②の方法で通う方はほとんどいないそうです。
       ①の方法で通う場合、雨の日は取手駅からバスになります。所要時間は約15分です。運賃は190円か210円だそうです。(関東鉄道のHPに掲載されておらず、卒業生に話を聞きました。)


①関東鉄道常総線で取手駅まで行き、取手駅から自転車

 <所要時間>
    a. 守谷駅から藤代高校まで   約40分
    b. 南守谷駅から藤代高校まで  約40分
    c. 新守谷駅から藤代高校まで  約45分
  (※取手駅から藤代高校まで自転車で約15分だそうです。卒業生(男性)からの情報です。)

 <定期代>
   a. 守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 13,110円   3ヶ月 37,370円   6ヶ月 70,800円
   b. 南守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 11,020円   3ヶ月 31,410円   6ヶ月 59,510円
   c. 新守谷駅 ~ 取手駅
     1ヶ月 15,020円   3ヶ月 42,810円   6ヶ月 81,110円
  (※このほかに、取手駅の駐輪場代、守谷駅まで自転車で行く場合は守谷駅の駐輪場代がかかります。定期代は、関東鉄道のHPを参照しました。)


②関東鉄道で取手駅まで行き、取手駅からバス

 <所要時間>
   ①の場合とほどんど変わりません。

 <定期代>
   取手駅からのバスの定期代は、3ヶ月で約20,000円です。
   電車の定期代は上記を参照ください。
   (※①と同じように、守谷駅まで自転車で行く場合は守谷駅の駐輪代がかかります。)



5.学校生活


パンフレットの写真を載せます。

 

 入学式に始まり、野球応援や藤朋祭、球技会、体育祭、修学旅行、駅伝大会など、魅力的な行事がたくさんあります。

 購買では、「白玉クリームあんぱん」が人気だそうです。



6.受験情報


 受験で気になる情報は、偏差値、倍率、合格点、内申点だと思います。
 偏差値と合格点と内申点に関しては、HPにも掲載されている、伸学ゼミ独自の、受験に関する情報の一覧表を参照します。

 偏差値 57
 合格点 370 (県下一斉)
 内申点 34
 倍率   平成25年 1.02  平成24年 1.17   平成23年 1.34  (高校入試ドットネットを参照)



7.おわりに


 以上を、藤代高校に関する特集とさせていただきます。
 藤代高校のHPを中心に、卒業生の話などを交えながら、作成してみました。
 どのような印象を受けましたか?
 文武両道を実践し、生徒一人一人の進路実現に向けて多様な指導体制をとっている進学校だと、HPには書いてありました。
 学校見学は随時行っているので、気になったらぜひHPから問い合わせてみてくださいね。


 高校に関する情報は、早い段階から集めておくと良いと思います。
 学力という面だけでなく、校風や高校生活などの面で、自分に合った高校をぜひ見つけて下さい。
 目標とする高校を持つことで、勉強に対するモチベーションは少なからず上がってくると思います。
 こうした手助け?ができればと考えて、様々な情報を書いているつもりです。

 何か足りない情報や欲しい情報がありましたら、遠慮なくご連絡ください!