2013年8月14日水曜日

茨城県立竜ヶ崎第一高等学校

 
 
 
 

歴史と伝統を重んじ、文武両道を実践する進学校

 

 

 

1.概要

 
 「誠実」 「剛健」 「高潔」 「協和」 の四則を校訓とし、文武両道を実践する進学校です。
 ”伝統の継承と常に革新的であることを目指して”という理念のもと、竜一プロジェクトを実施していることや、部活動加入率が高く、優れた実績を残していることなどが特色として挙げられます。
 
 竜ヶ崎市平畑の高台に位置するために通学は多少不便ではありますが、落ち着いた環境で充実した教育を受けることができます。
 通学については、以下で詳しく紹介したいと思います。
 
 勉強にも部活動にも打ち込みたいという方におススメする高校です。
 
 
 

2.特色

 
①竜一プロジェクト  ~伝統の継承と常に革新的であることを目指して~
  ・「Rプログラム」 (導入期から卒業までの3年間見通した教育プログラム)
  ・「いばらき版サイエンスハイスクール(SH)」 (県指定事業、最終年度)
  ・「筑波大学研究委員会」 (志望が最も多い筑波大学に合格できる学力養成を支援)
  ・「英語によるディベートチャレンジ校」 (県指定事業、最終年度)
  ・「国際交流事業」 (カナダ研修旅行、ニュージーランドの高校との交流)
  ・「村上育朗先生交流会」 (カリスマ的な授業や進路指導で全国的に有名な先生による講演会、1・2年生対象)
 などが行われています。
 これらの中の2つを詳しく紹介します。その他に関してはHPのハイスクールガイドをご覧ください。
 
〇「Rプログラム」
  導入期から卒業までの3年間見通した教育プログラムです。
   a. 1コマ55分授業の実施
     50分授業と比べて年間約90時間(15日分)の増加。
     平成25年度より、月曜7時間授業実施。
   b. 土曜講座の実施
     1・2年  年14回
     3年     年12回の大学模擬試験等
   c. 飛龍学習館の開館  ~自学自習の習慣の確立のために~
     平日   朝7時30分 ~ 夜7時30分まで開館
     土曜日  朝9時 ~ 夕方4時まで (年間約28日)
   d. 完全下校時間の設定  ~勉強と部活動の両立を目指して~
     完全下校時間  夏8時 ・ 冬7時30分  (大半の部は7時までに終了)
 
〇「筑波大学研究委員会」
  最も進路希望者の多い筑波大学に合格できる学力を養成するために平成21年度にスタート。
  筑波大学現役20名以上合格を3年連続で達成している。
   a. 筑波大学入試分析集の発行
     解答・解説は竜一のオリジナル。赤本よりも早く発行。
     これを使用した、「筑波大学入試問題研究会」を3年生対象に実施。
   b. 進路便り「筑波大学研究」の発効 (年13回)
     筑波大学の最新情報や魅力を伝える。筑波大学志望でない生徒にも役立つ内容に。
   c. 筑波大との高大連携事業の促進
     1学年の「大学見学」、2学年の「模擬授業」など学年で企画している行事をバックアップ。
     6月26日には筑波大学から8名の先生方が来校し、2年生に模擬授業を実施。
   d. 筑波大学オープンキャンパスへの参加
 
 以上のように、竜一プロジェクトを展開しています。
 かなり充実したプロジェクトとなっているので、塾や予備校に通っている生徒は少なかったです。(2011年度卒業生の個人的な印象です。受験期は、当然ですが、夏休みなどの長期休暇にも過密な補講があり、塾や予備校に ”通う余裕がなかった” とも言えるかもしれません。これは悪いことではなく、むしろ、それくらい充実しているということです。高い実績も残しています。)
 
②活発な部活動
 部活動はどこの部も強く、昨年の高校総体学校対抗では、男子5位(県立1位)、女子9位(県立5位)と高い実績を残しています。
 陸上部、ソフトテニス部、射撃部、書道部は全国大会出場。軟式野球部、柔道部、生物部は関東大会出場。
 その他の部活動も、県大会で上位の成績を残しています。
 
 
 

3.進路

 
<入試結果  (平成25年度)>
  ・国公立大学144名 (既卒20名)
    東京大1名、東北大5名、名大1名、筑波大23名、茨城大38名、千葉大13名、など。
    国公立現役100名以上、筑波大学現役20名以上を3年連続達成。
 
  ・私立大学686名 (延べ)
    早稲田大12名、慶應大5名、明治大30名、法政大48名、立教大24名、東京理科大32名、など。
    G-MARCH 計141名 (既卒含む)
 
  現役生の、4年生大学進学率は84.8%です。
 
 
 
 

4.通学

 
 主に、守谷市からの通学方法を紹介します。
 
①守谷駅(南守谷駅) → 取手駅 → 佐貫駅 → 自転車
  常総線と常磐線を使い、佐貫駅から自転車で通う方法です。
< 所要時間 >
   守谷駅(南守谷駅)から高校まで約1時間10分。
   取手駅での乗り換えの状況や自転車の速さで変わります。
< 定期代 >
  ・ 守谷駅 → 佐貫駅
    1ヶ月 17,150円    3ヶ月 48,870円    6か月 92,580円
  ・ 南守谷駅 → 佐貫駅
    1ヶ月 15,060円    3ヶ月 42,910円    6か月 81,290円
 
 雨の日は佐貫駅から竜ヶ崎鉄道を使うことになります。梅雨の時期は回数券を購入することをおススメします。(竜ヶ崎駅から学校まで距離があるので多少濡れることになりますが...)
 部活動をやっている人が多く、長期休業日も学校に行くため、割安の6か月定期を購入する人が多かったです。定期を無くすのがこわいという人は1ヶ月もしくは3ヶ月定期にしていました。
 
②守谷駅(南守谷駅) → 取手駅 → 佐貫駅 → 竜ヶ崎駅 → 自転車(徒歩)
  常総線と常磐線と竜ヶ崎線を使い、竜ヶ崎駅から徒歩もしくは自転車で通う方法です。
< 所要時間 >
   守谷駅(南守谷駅)から学校まで、
   竜ヶ崎駅から徒歩 : 約1時間5分  /  竜ヶ崎駅から自転車 : 約1時間
< 定期代 >
  ・ 守谷駅 → 竜ヶ崎駅
    1ヶ月 24,020円    3ヶ月 68,450円    6か月 129,680円
  ・ 南守谷駅 → 竜ヶ崎駅
    1ヶ月 21,930円    3ヶ月 62,490円    6か月 118,390円
 
 佐貫駅での乗り換え時間、竜ヶ崎駅から学校までの距離の影響で、佐貫駅から自転車で通学する場合とあまり変わりません。
 竜ヶ崎線は30分に1本のペースなので、乗り換えには注意が必要です。
 
 
※佐貫駅から自転車、竜ヶ崎駅から自転車で通学する場合、駐輪場の代金もかかります。
  定期代金は、平成25年8月14日現在の代金となります。
 
 
 
 

5.学校生活

 
 制服は、男子は学ランです。女子の制服については、HPを見てみてください。

 1限は8時35分からです。守谷市から通学する場合、7時10~20分位の電車に電車に乗れば間に合います。
 15時45分からの清掃を終えて、部活動(もしくは帰宅)となります。(平成25年度から月曜7限授業を実施しているので、月曜は16時40分から清掃)
 
 購買はパンやどんぶり類やデザート類のほか、肉まんなどがあります(ありました)。
 
 2年次での修学旅行では、沖縄か北海道(もしくは他のところ)を多数決で決めました。ほとんどの年が沖縄です。
 
 文化祭は白龍祭といい、6月あたりに行われます。学校の雰囲気や立地がわかると思うので、ぜひ足を運んでみてください。
 
 
 
 

6.受験情報

 
 受験情報で気になることは、合格点、偏差値、倍率などだと思います。

 合格点は、毎年変動しますが、410~420点を取ることができれば、合格することができます。
 偏差値は、さまざまなサイトを見てみたところ、67でした。66とするサイトもありました。
 倍率は、1.09~1.32と、この3年間での変動が大きくなっています。
 
 平成26年度の特色選抜実施概要予定というものがHPに掲載されています。”予定”ですので、ご注意ください。
 
 
 
 

7.おわりに

 
 竜ヶ崎一高(竜一)に関する情報を以上のようにまとめてみました。
 何か足りない情報や、新しい情報がありましたら、お知らせください!
 
 しつこいようですが、文武両道、文武不岐の学校です。
 文武不岐(ぶんぶふき)とは、文(学問)と武(部活)は岐(わか)れずということ、すなわち、「文」と「武」の精神が一体となって、優れた人材を形成するということを意味するそうです。
 こうした竜一の校風に惹かれたら、志望校の一つとしてみてくださいね。
 
 
 
 
 

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